回る回る "RONDO" 3拍子で回る

Two Notes Le Cleanを買って初めて録りました。
"RONDO" 2021年4月18日制作

プリアンプを変えたので、エフェクター周りを見直しました。

クリーンブースターを歪みの後ろに入れていたのですが、Le Cleanが結構もち上げてくれるので、不要な気がして外し。かえって不自然さなくなった気がします。

メインのエフェクターケンタウルスのクローン、Golden Horse
DAWでは軽いリバーブ以外かけておらず、一発録りです。

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あと、何よりも置く場所が狭くなってきたので、また立体化を試みましたよ。職業病で。

以前にも小物たちの立体化を試みたわけですが、住宅事情により床面積は貴重です↓↓↓

ギターは現在1軍4番の Fender American Vintage '62 Stratocaster

リアのピックアップをSuhr V60 Low Peakに替えたやつです。

このプリアンプでも変わらず好きな音を出してくれます。

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ですが、3拍子に挑んでみました。

ロンドは全くのイメージで、ロンド形式では全くありません。

なんか、同じモチーフがどんどん変化していく感じが出したいのですが、アマチュアには難しいですね。ギターテクもないので…

後半のピアノとギターのアルペジオ合戦が意外といい感じになりました。多分、1音だけ違うんですよね、そのピアノ音がアクセントになりました。

「繰り返す」とは…試練ですね。

何事も繰り返し、そして同じ場所を何度も何度も回る。人生はそんなものです。僕のDTMも。

ではまた / Rin Tak

Le Clean おフランスのプリアンプ なんと芸術的!

ずっと気になっていたのですが、中古で出物がなく、突然のデジマートの通知メールに、ついポチってしまいました。

Two Notes  Le Clean

真空管プリアンプで、ギター用3兄弟の中で一番歪まないやつです。

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これまで、同様の真空管プリアンプを2つ使ってきました。

初代はALBIT A3GP MarkII
調整できるつまみはいっぱいあるのですが、全体的に低音に寄った音で、2軍へ。

2代目はHughes&Kettner Tubeman2
クリーンチャンネルしか使わないのですが、昨日までメインでした。

で、音ですよね。Tubeman2との比較です。

Le Clean

Tubeman2

Le Cleanの方がふくよかな感じですね。中低音のアンプの箱感が表現されている気がする。Tubeman2も嫌いではないのです。さっぱりきっぱりな感じ。まあ、Tubeman2のCH1はボリュームしかなくて、EQいじれないんですよね。

あと、Le CleanはミッドのEQがアクティブで、これが効く!ハンデありです。

ドイツとフランスの感じが出ていると思いました。

Tubeman2:ドイツ製

Le Clean:フランス製 製造は中国ですが…

真空管の窓も、モードによって4色に変わるんですよね。素敵!

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僕はCold Fusionモードって音が気に入りました。青窓です。2モードのパラレル出力で、拡がりのある音がします。

エフェクターもお国柄が出ますね。

ALBIT A3GP MarkIIは非常に日本製っぽい。車に例えると分かりやすいかも。パワーがあって、マニュアルのスイッチがたくさんあるようなメカメカ感満載。

Tubeman2はいかにもドイツっぽい。筐体がいかつくて、質実剛健な音。スパルタンな走り。

Le Cleanはやはり、おフランスの芸術家っぽいです。

しばらくお付き合いしてみます!

ではまた / Rin Tak

Fender JAGUAR テンション問題 最終回

GOTOH SD91-HAPMの巻き弦側のポストを下げようと何度もロックの開閉をしているうちに、5弦が切れてしまい、購入後初の交換となりました。 

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弦にこだわりはないのですが、比較的お安いRotosound 一応英国製。最近は指が痛いので09-46という、軟弱ゲージ採用してます。

なるべくテンションを稼ぐために、ロック後1巻き程度してみることに。特に3弦は3巻きほどして最低ポジションを確保。

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ペグ側で頑張れるのはこの辺りが限界ですね。

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 弦も新品で、ツマリ音もなくなり、サスティーンも格段に伸びた気がします。無策の時は、ポツン、ポツンって音だったのが、

ポッツーーーーーーン…………

これはジャガーの個性というところまできました。

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久々にストラトを手に取ってみたのですが、素晴らしい完成度ですね、ストラトは。どうして後発ジャガーがこうなっちゃうんだろう?って感じの不思議さ?

発明も最初がスゴイんですかね?

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建築家も初期の方が、迷いがなく、言いたいことがスパッと通っていて素晴らしい作品が多いと思うのです。

経験って難しいものですよね。多面的に考えるレベルは格段に上がるのに、一発の瞬発力ってのがなくなって、ウケ狙い感が強くなっていく。K.Kとか。

1962年のジャガーの頃は、レオ・フェンダーの関与ってどうだったんでしたっけ?迷いのあった時代なんだろうか??

詳しい方、教えてください。

でも、素晴らしいよ、ジャガー。現代の軟弱ゲージだって、極めて個性的な音を発している。やはり、天才の名作だと思います。

ではまた / Rin Tak

切なくも強い日本の美 "SakuraFubuki"

f:id:Rintak:20210328154541j:plain花の中には死を栄光とするものもある。日本の桜のように。すすんで風に身をゆだねるのだ。(略)

つかの間にか花たちは、宝石の雲のように渦巻き、水晶のような流れの上を舞うかと思うと、次の瞬間には笑いさざめく水の流れにのって消えていく、あたかも、こう語りかけながらのように。

「さようなら、春よ、私たちは永遠に向かって旅立つのです」

明治の茶人、岡倉天心の『茶の本』の一節です。同書では日本の美学を西洋のそれと比較しながら紹介しています。


 

ちょうど今、桜は満開の時期ですね。しかし、明日には散り始めてしまうなんて、ほんと切ない、日本人が桜を愛する根源はこの辺でしょうかね?

そんなことを思っていたら、こんな曲になりました。

"SakuraFubuki" 2021年3月28日制作

僕はまだ56歳なのですが、あと何年生きるのでしょうね?

このブログを始めたのも、自分が忘れないように、興味を持っていてことなどの備忘録のつもりでした。日記など今まで付けたことは一度もなく、ただ、その日を生きていくことしか考えていませんでした。

が、そろそろ人生後半戦になってきたので、すこし記録をしておこうかと思ってね。そのうち、僕が死んでしまっても、しばらくはネット上に残るかもしれないし。

桜の散るのを見ていると、涙がにじむ年になってしまいました。

春は悲しい季節ではないはず。きっと底抜けに楽しいこともあるでしょう。

前置きが超長かったですが、昨日のジャガーで録りました。

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ペグをGOTOHのSD91-HAPM-05M-L6-Nickelに、ストリングガイドを50年代式円盤型に替えてから、めちゃくちゃ調子いいです。

まるで水晶のような音

曲ですが、いつもの思い付きです。
たまにはDTM的な話。ギターの音は軽いリバーブ以外DAWでいじっていません。
エフェクターは、

IN
↓ コンプ(Hyper Gravity)
↓ Centaurクローン(Golden Horse)
↓ ブースター(Spark)
↓ プリアンプ(Tubeman2)
↓ リバーブ(Prussian Blue)
↓ キャビシム(Solid Studio)
OUT

ジャガーのタメシビキのつもりだったので、特徴がよく現れるアルペジオ主体になりました。

実に切ない音です

本日はセンチメンタルバージョンでした。

ではまた / Rin Tak

Fender JAGUAR ニッポンの底力で解決!!

昨日のジャガーの音つまり対策の続き

rintak.hatenablog.com

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正解は、ペグを交換した でした。

ペグと言えば、わがニッポンが誇るGOTOH
ポストが下げられるタイプのがあったなと思い調べると、ありました、マグナムロック付きのこれ、SD91-HAPM-05M-L6-Nickel

HAPはポスト高さ可変のH.A.P機構。-Mはマグナムロック付き

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で、左に写っているのは、円盤型ストリングガイド??

なぜ?50年代スタイルを60年代ジャガーに?って思われる方が多いですよね、きっと。羽タイプのスペーサーを抜けばいいじゃないかって…

答えは、好きだから

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トレモロは使わ(え)ないので、別に構わないのです、動かさないので。低く抑えられるし、なにより、やってみたかったので。

3弦も交換前よりは多少ポストが下がったので、まあ、良しとしましょう。

で、ツマリ音は解消したか…? 

それが!見事になくなってます!
テンション恐るべし!

ツマリ音解消、生音でははっきりわかるのですが、正直言って、アンプを通すと、素人耳にはあんまり違いは判らないレベルです。よって、交換後のミックスポジションとフロントだけを録ってあります。
Centaurのクローン(9時)の、前にコンプ(Hyper Gravity)、後ろにクリーンブースター(Spark)かましてます。

Mix

Front

どうでしょうか?ジャガーの音でしょ~ぅ!いい音だ!
サスティーンも十分にあって、自分なりには大成功だと思ってます!

ルックス的にもやってみたかった、ラージヘッドに円盤ストリングガイド。かわいいでしょう、よしよし…

わがニッポンの技術、素晴らしいじゃないですか!!
GOTOHさんありがとう。

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今日は、この日米協働の満足感に浸ってよく眠れそうです。

ではまた / Rin Tak

Fender JAGUAR テンション問題!

仕事が忙しくて、でもギターも気になって…

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ジャガーの独特なポツポツ音、異次元感は最高なのだけど、もう少しサスティーンは欲しいなぁ…

誰もが通る、
ジャガージャズマスターのテンションゆるゆる問題!

このAmerican Vintage '62の個体特徴なのかもしれませんが、弦がサドルのセンターに通らないのですよ。おそらく、ネックの仕込みが甘いのだと思います。ま、アメリカ生まれなので、そこは大目に見るのですが。

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ねじねじサドルも作りがアメリカンなこともあって、特に1~3弦でツマリ音が解消されず。ブリッジ高さ、サドル磨き、などなど、いろいろやって、ここが限界ってとこまで持ってきたところです。

それでも弦高を上げたくないのです。1弦で1.5ミリ以下をキープしたい素人の抵抗。

せっかくミュートマシーンを取り外して50グラム軽くなったので、バズストップバーを付けて重くしたくもない…

ネックシムは最初から仕込んであって、これ以上挟みたくはない…

サドルもずいぶん探したのですが、理想的なのがなかなか見つからないですね。弦がサドルセンターを通らず、フラットで一本溝切りされているようなモノが使えなさそうで。これ、いいと思ってるんですけどね…↓

 そこで、ヘッドを攻めようかと、方針転換

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しかし、こちらも厳しい…

ジャガー登場の頃は、.013-などという、ぶっといゲージが主流だったので、あまり気にせずストリングガイドも高いまんま、ってことらしいのです。

スペーサー外し、というのはまずあるとは思うのですが、3弦が置いて行かれる…ん-…

かと言ってダブルストリングガイドは見た目がイヤ。

どうしよう… ってことで迷走が始まったわけです…

痛し、痒し とはよく言ったものですね。

発注品がもうすぐ届くと思いますので、乞うご期待、ってことで。

 

また / Rin Tak

 

Fender CYCLONE コンデンサ交換で無事回復中

Cycloneのピックアップ交換の続き

ハイがきついのがどうしても気になって、気になって、会社帰ってからひとまずコンデンサの容量を変えてみました。家に余っていたこれ。

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Hot Noiseless(スタックハムバッカー)用に元からセットされていたトーンPOTは500kΩ+0.025uFのコンデンサでした。それは良い組み合わせだったと思います。

今回、純正シングルの Symour Duncan APS-1 + SSL-5 に交換したので、まず、コンデンサだけストラトと同じ0.047uFに変更してみました。

で、ですよね。

クリーン(Centaurクローン)とクランチ(自作JAN RAY)です。
クリーンといっても歪んでるんですけど、比較的クリーンと読み替えてください。

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ピックアップはセンター(並列ハーフトーン)です。
ではどうぞ!

0.025uF クリーン

0.047uF クリーン

0.025uF クランチ

0.047uF クランチ

どうですか???

自分的にはプラシーボ効果で結構変わった気がしてるんですよ。0.025uFの時は若干耳が痛い感じがしましたが、0.047uFだと少し落ち着く。気が…

病は気からです。

すこし気持ちが楽になりましたので、今日はこのへんで。 
POTを250kΩに替えるかどうか… また明日からに気になりそうです。

 ではまた / Rin Tak

 
 
 
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