心も弾む春の海 "Hopping"

#114

"Hopping"   2022年3月3日 ひな祭り制作

3月、さすがに春めいてきました。
日が延びましたね、午後5時過ぎても明るいのはとてもうれしい。

仕事がらみで久しぶりに横浜の海辺までに行ってきました。

春の海、良かったです。

霞の向こうは房総半島ですかね。頼朝が渡ったところですね。

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深い意味なく、ピックを変えてみました。
いつもはナイロンのティアドロップで1ミリくらいの厚めのを使っていますが、おにぎりのぺらぺらってどうだっけな?と思って、0.5~0.6ミリくらいのヤツ。

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ウルテム樹脂って反発が強い気がして、敬遠していたのですが、このぺらっぺら感がかえっていいじゃない!と新たな発見が。

自分のようにアマチュアはコードワークで加減ができないので、薄めで反発力を利用して弾く、ってのが意外とはまりました。

しばらく使ってみます。

曲""Hopping"はそのウルテムで録りました。

不思議と弾みます…

当初の目論見と全く違う曲になりました。
それはそれで、DTM春祭りってことで。

来週、梅の花を見に行かないと。気になって仕方ない…

 

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それにしてもウクライナが気になる。

ではまた / Rint Tak

 

忘れていたFender Rustic Ashのピックアップ交換 CustomShop Custom'54

#113

今朝、ふと思いだしたこと。

Fender ストラト Rustic Ash のピックアップ交換をずいぶん前にしていたことを。

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本体の購入は去年の7月で、3.1kgという軽量につい手が出てしまったもの。

この時は ↓ メイプルネックストラト3本のタメシビキでした。

しばらくオリジナルのTexas Specialで弾いていたのですが、どうしても気になり出し…

結局12月にピックアップ交換していたのです。ほんとに忘れてた。

購入したのは Fender Custom Shop Custom'54 

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※右の写真の黒箱がCustom '54 赤箱はOriginal'57/'62(アメヴィン)のチャートです

渋い、渋すぎる…

化石のようなストラトのレプリカピックアップです。

Texas Specialは他にも持っているのですが、ハイがきついジャキジャキ音が特徴。どうも年寄りにはうるさすぎて、おとなしいヤツねらいでこれに。

ま、化石なので、音質云々以前に、そんな音しか出なかった時代のモノ。そのレプリカにどんな価値があるのか?わかりませんがおとなしいヤツください、です。

今回、交換前後の音比較を録ってみました。

オリジナル : Texas Special

交換後: CustomShop Custom'54

違い分かりますか?

実際は録音以上にかなり違うものです。

ハイ-ジャギジャギ元気いっぱいから
ハイなしスーパーマイルドに、一気に50歳くらいエイジングされました。

ま、これが狙いなので、よしよしです。

音の好みはほんと一概に言えないので、わたしはこれが好き、って話です。20年前はTexas Specialサイコーって思ってましたから。

人間は齢をいやでもとるのです。

ではまた / Rint Tak

3回目ワクチンの混合接種完了です … "Blue Submarine"

#112

"Blue Submarine" 2022年2月22日 猫の日制作

昨日、コロナワクチンの3回目を接種してきました。

①②モデルナからの、③ファイザーの混合接種に挑戦。

翌日の今日…

熱は出ませんでしたが、2回目のモデルナ同様の症状です。

頭が重くて、肩が痛い、目の裏側が痛い…

2時間ほど昼寝しましたが、もう一歩でしょうか。明日には復活の予定です。

頭が痛いのによくDTMやるよなー、って自分でも思いながらミックス、マスターやってました。

もちろん、潜水艦に乗ったことなどありません。

そんな怖いもの多分無理…

大量の水に非常に弱いです、わたし。

そもそもダムが怖い。

どうするんですか、人の力でどうしようもない水の量、考えただけでもお尻がムズムズします。

潜水艦に乗っている人、鋼鉄の精神力ですね、尊敬いたします。

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ちなみに昨日は222.222の超ネコの日

しかしなんかロシアが怪しい動きで、困ったものですね…

どうして人は争うのか、まあ私が考えても答えは出ませんが、ことさらに大事ですね、「対話」

仕事でも、日常的に声を掛けられるような関係があると、何事もスムーズですよね。

そのムード醸成のために、飲みに行ったり、仕事さぼってお茶したり…

結構大事だと思いますよ。昭和的には…

最近の人は違うのですかね?

頭痛いので、あまり考えていません。

ではまた / Rint Tak

懐かしいフィルム・カメラの話 "Memories"

#111

"Memories" 2020年10月27日制作
ちょっと前に作って、タイトルなしで放置されていた曲のリミックス

今回、突然の "Memories" 命名です。

思い出せることと、思い出せないこと、人間のメモリー機能はとても難解ですよね。

神さまは、生きていくために「忘れる」機能を人に付けた、説を読んだことがあります。

パソコンの(揮発性)メモリと一緒ですかね。全部覚えていたら脳がパンクしてしまうからでしょう。

さしずめ記念写真はストレージ(HD、SSD)送りってことですね。

 

中学に入ったころ、父親にカメラを買ってもらいました。
開店間もない、新宿西口ヨドバシカメラで。

PENTAX KM

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【追記】ついているレンズは父が持ていたもっと古いPENTAX SP用の広角レンズ。マウントが違うのでアジャストで付けてます。純正標準レンズは…ないなー??

ペンタックスの一番安いやつで、5万円くらいだったと思います。

シルバーとブラックがあったのですが、当然にブラック、一択!

当時の一眼レフはシルバーシャーシが伝統的スタイル。でも、子供にはなんかおじさん臭く感じたので、プロ仕様っぽいブラック!

その後、大学生の頃まで、いや結婚して自分に子供が生まれる直前まで、結構長く付き合いました。

昔はカメラって買ったら一生モノ扱いだったし、既にフィルムカメラには革新的な変化は起きなかったからでしょう。

初めて挑んだヨーロッパ・バックパッカーの一人旅も一緒でした。リバーサルフィルムを入れて、街、建築を撮りまくりました。

rintak.hatenablog.com

セミオートのようなもので、露出計はついていますが、シャッタースピードと絞りは自分でつまみを回して決めます。

三脚など持ち歩いていないので、教会の暗闇に浮かぶステンドグラスなどは、カメラを柱とか椅子に押し当てて固定して、息を殺して、1、2、3…とか、バルブ(シャッター開放)で録っていました。

しかし、その成果は、帰国後の現像まで分からない。うまく撮れていることを祈りながら旅を続ける。今はないロマンですね…

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悩みが…

当時の建築系の写真はすべてスライドで録っていたので、現在再現手段がない…

なんちゃって映写機はあるけれど何年も使っていなくて。

そもそも見ようにも、セッティングからしてひと仕事で、現代では現実性がありません。

きっと電子データ化してくれるサービスなどあるのでしょうが、何千枚ものスライドがあって、絶望的です。コストが。

見れないからいいのかなぁ…

心の眼が覚えているからいいのかなぁ…

分かりません。

どなたか適切なアドバイスを頂ければ。

【追記】今回押入れから出してみて、もう一つあるフィルム一眼は当然にバッテリーなく動きませんが、こいつは全く問題なくシャッターが切れる。ボタン電池の一つも使っていない完全機械式、すばらしい機械文明!フィルムさえ供給され続ければ、ですが…

ではまた / Rin Tak

トンネルの向こうは "Brave '57"

#110

"Brave '57"  2020年5月17日制作

ちょっと前に作ったやつをリミックスしてみました。

2年前の5月5日こどもの日、コロナが拡大し始めた頃、このギターを買いに行きました。

Fender American Vintage '57 ストラト 1998年製

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これのタメシビキのため同命名です。

この年のゴールデンウイークは緊急事態宣言中となり、ここまで続くとは思わなかった自粛生活の始まりでしたね。

その時撮った電車内の写真。

首都圏にずっと暮らしていて、通勤電車がここまで空っぽだったことはなかったですよ。唖然としました…

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話はアメビンに戻り、

その後、リアピックアップを Suhr V60 Low Peak に変更したり、キャパシタをセラコンに替えたり、リアにもトーンが効く配線にしたりと、あれやこれや…だいぶよい感じになったわけです。

なんでもいじりたくなるのは悪い癖。

「どうして買ってきたばかりのギターをバラす?」ってかみさんには言われますが、そういう性分なのでしょうがないのです。

なんでもやってみたい人…

明日は長野まで日帰り出張。

相変わらず新幹線も空いているはずです。

出張には都合よいのですけどね。でも、気をつけないといけません。

 

この閉塞感が丸2年続かないことを祈るばかりですが、どうでしょうかねぇ?

長い国境のトンネルを抜けると、雪国なんでしたっけ?

ただ祈りましょう。

 

ではまた / Rint Tak

冬のオリンピックはスピード感が 💛 "Olympic White"

#109

冬季五輪が始まりましたね。

"Olympic White" 2022年2月11日 建国記念日 制作

今日、気が付きましたが、冬の競技の方がスピードがある。
きっと、雪や氷といった、自然の困難に対する"道具"を使う競技が多いからではないか?
アルペンスキーなど、標高差数百メートルを、時速100キロで滑り降りてくる。
ウインタースポーツのスケール感と迫力を楽しんでます。

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オリンピックだからではありませんが、先日購入したFender Americna Vintage '62 はオリンピック・ホワイト(OWT)色

実は五輪とは直接関係なくギリシャオリンポス山で採掘される白い石の色」だそうです。要するに白系の大理石の色ですね。なあるほど。

ギリシャ=オリンピックなので許してあげましょう。

Fender のカラーネーミングはユニークですよね。

うちの子たちの中では

 Candy Apple Red

 Surf Green

 Shell Pink

 Ice Blue Metallic

いずれもひと仕事加わった、素敵なお名前です。

全カラーはこちらで ↓↓↓

Instrument Finish Color Chart  · Customer Self-Service


オリンピック・ホワイト(OWT)のストラトはずっと欲しかったのだけれど、人気カラーなのでほどほどお値が張るケースが多くて、なかなか出逢いがなくてね。

今回、比較的お安く、かつメンテナンスの行き届いた個体を入手できて、満足感に浸っているところ。

本来、ギターも道具なわけで、写真など録って鑑賞対象とするものではないのでしょうが、そこはまぁ、大目に見ていただいて…

音はだんだん良くなってきてますよ。

不思議なことに買ったばかりより、しばらく弾いた頃の方が良い音に聞こえる。慣れるから、気のせい、プラシーボ効果ですけどね。

ではまた / Rint Tak

トレブル・ブリードはお好きですか?

#108

先週、買って来て、即日改造に入った、American Vintage '62 OWT なんですが、他の2本と比べて音に張りがないぞ?と気になり出し、比較録りをしてみました。

フロント+センターのハーフトーンです。演奏は大目に見てね…

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①American Vintage '62 OWT / ノーマル

②American Vintage '62 Yamano CAR  / C:1200pF  R:120kΩ

③American Vintage '62 Yamano SB / C:1000pF  R:120kΩ

やはり、OWT、おとなし目ですね。

よく考えたら、他の2本はトレブル・ブリード化していたことを忘れていましたよ。

早速、昨日の今日でキャビティを開け直し…

ストラトってのは弦を外さないと回路周りをいじくれないところが玉にキズ。

カポタストを装着し、ネック外し法でアプローチです。

ついでにネックとボディのデイティングを確認… と思ったら、どちらも滲んでいて確信を得られず。お店の言う通り2008年製ってことにしておきましょう。

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トレブル・ブリートは並列タイプで。今回はキャパシタは1200pF抵抗は220kΩとしてみました。

鉄則を知っているわけでもないので、値は経験と勘で、トロピカル・フィッシュはモチベーション維持です。

※2200pFでいこうと組んで、リード線を調整中に一体お亡くなりになりました…

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無事、ではありませんでしたが、補欠を装着完了!

かわいい!

ここは見た目でいきます。

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さて、肝心の音です。

今回は、大幅に変わりました。

American Vintage '62 OWT
前半:トレブル・ブリード化 / C:1200pF  R:220kΩ
後半:ノーマル

素人のちょっとした疑問なんですが、一般にトレブル・ブリードはボリュームを絞った時の高音強調のみ、だと思っていたのですが、この録音はいずれもボリューム=フル10です。ん-…

しかし、冷静に考えれば、追加キャパシタがハイパスフィルターであることと、POTと抵抗を並列配置しているので、単純に信号ライン上の抵抗値が下がり(昔、積/和と習った…)、ボリュームがアップする。

これらを同時に行うと、変更前と違った聴こえ方をするのは当たり前ですね。

音量が大きくなったことの聴覚上の感じ方の方が大きいのでしょう、きっと。私は偶然の産物でいくことにしましょう。

このあたり、正しい知識をお持ちの方、教えてください。

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ヴィンテージ派の方の中には、そもそもトレブル・ブリードは邪道とお考えの方も多いと思います。

私はいいんです。張りのある元気な感じの音になったので満足です。

レオ・フェンダーに免じて許してください。

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そんな独り言の多い日曜日でした。

あ、また月曜日が来る…

ではまた来週 / Rint Tak

【追記】後から聞いてみて、③C:1000pF  R:120kΩが一番バランスが取れている気がする。

【再追記】③はピックアップ替えていたのを忘れていた。これはピックアップの勝利ですよ。 改めての Suhr V60's Low Peak