曲作りも季節に影響されると思います。
2020年真夏、7月に制作した曲、夏の情景を思い描きました。といっても全くのアドリブですが…
ギターはFender ストラト American Vintage'57です。メイプルネックを見直した一本。うまく言い表せないのですが、USA Fenderのルーズな感じと、ネックによるパキンとした音のアンバランスなハーモニーに、急に自分が気が付いたって感じです。1998年の個体で、コロナ緊急事態宣言直後に購入しました。ピックアップはオリジナルです。
曲はコードが先でした。
Key:Amajor BPM:79
1 5 4 15 ×2
2m7 6m7 4 1 ×2
泣きはマイナー展開する、2m7→6m7ですね
メロディーは最初のフレーズのみ考えて、あとはアドリブです。リアとセンターのハーフトーン、アマチュアの強い味方、フランジャーを入れてみました。モジュレーションを微妙な味付けで使うのは難しいですよね。(いえいえ結構きつくかかってますが…)
この時のオーバードライブは自作のケンタウルスクローンです。ネットの回路図を見て、ゼロから自分でレイアウトを起こして、ユニバーサル基板で苦労して作りました。
ところが、配線を終えてシールドをつなぐと、なんと一発で音が出るじゃあないですかぁ!!それまでの自作では音が出るまでさんざんミスを発見、修正していたわけですが、奇跡的に一発。後にも先にもそんなことはありません。
スイートスポットに当たればすごくいい感じですが、ノイズも多くて、アマチュア自作の試練ですね…パーツが同じでも何かが違うんですね。
40年くらい前、高中正義がトロピカルシリーズを語っているとき、南国の写真を見ながら曲を作ると言っていました。なんかわかる気がしてきました。写真の方が遠い島への憧れが募るような… 南国に暮らしていたら、逆に出ないような気もして。
雲泥の差で例に出すのも失礼な話ですが…
では、紅白も後半に入りましたので、今年はこの辺で。
また来年 / Rintak