Boss SD-1 改造で生まれ変わる! "Reborn"

約40年前、高校生の頃、初めて買ったエフェクターBoss SD-1、手を加えてみたら、なんと!素晴らしい音になるじゃありませんか!

モディファイほやほやのSD-1 MODを使って、勢いで作成しました。2020年12月、"Reborn SD-1 "

 
1981年に購入。30年くらい使ってない期間があって、なんか単調な音なのと、こもった感じがするので長らく2軍生活してました。
今気が付いたけど、裏フタの表記は "Roland JAPAN"だったのね… 基板のMade in TAIWANが正解のようですね。

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エフェクター改造といっても、こちらもド素人でして、電気工作的なことは小学校の頃の電子ブロックと、中学でアマチュア無線免許を取ったくらいで、文字通りアマチュア

この2年くらいで自作エフェクターにチャレンジしている身であります。4つくらいネットの回路図を見よう見まねで作ってみました。この話はまた今度。
 
 
で、今回はモディファイなのでパーツをちょこっと交換しただけ。6か所くらい。
改造のポイントは、
2n3565 Tokyoさんの「BOSS SD-1の改造方法7つまとめ」
を参考にさせてもらいました。とても分かりやすいです。

7つのまとめの中の「BSM Mod」をアレンジしました。

実はコンデンサC2とC3がボンドでがっちりくっついていて、交換不能でした。
 
C6:取り外し
C7:1uFで容量は変更なしで電解コン ⇒ 積層セラコン(手元にこれしかなかった…)
C8:0.047uF ⇒ 0.1uFのフィルムコン
C10:1uFで容量は変更なしで電解コン ⇒ 積層セラコン
D5:ダイオード1N916 ⇒ LED(中華製の100個150円のやつ、赤)
D6:ダイオード1N916 ⇒ ゲルマニウムダイオード1N34A(たたたま家にあった)
おまけ:インジケーターのLEDを黄色(中華のそれ)に変更
 
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交換作業自体はそれほど難しくはないのですが、如何せん個体が古いので、配線の端部が次々と切れる。結局6か所くらいはんだ付けし直しました。
 
肝心の音ですが…… 最高!!です。

コンデンサの交換で全体的にクリアになったのと、やはりクリッピングの変更が大きいのでしょう。LED+ゲルマニウムの非対称っていうんですか、正確には1N916 vs. LED+1N34Aっていう、3種類のダイオードの混在が複雑な波形を作っている気がします。

SD-1の回路図は
エフェクター回路図まとめ : 【回路図】BOSS/SD-1 Super OverDrive
を参考にしました。ありがとうございます。
 
 
 
 
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今回一から作らずに、初めてモディファイにチャレンジした訳ですが、これは実にいい!
ハードオフで安く昔のエフェクター売っていらた、またやってみようかな、と思っています。

さて、年末のこの忙しい時期に、何を始めた…って話なのですが、外出もできない中、とても楽しかったです。

 

ではまた / Rin Tak