別れのコードDm "Farewell"

#180

"Farewell" 2023年4月8日制作

東京では桜がほぼ見ごろを過ぎて、ケヤキの新緑が目を引くようになってきた。

桜はほんと一瞬ですねー。

別れの季節に”教授”との別れもありました。

音楽はこの世に残り続けるから…

こうやって新旧入れ替わって、毎日は止まらないのですね。

八重洲ブックセンターが閉店しました。

1978年開店だから44年間の歴史に幕。

特別に本好きではなかった若い頃は、あまり足が向かなかったので、閉店前日の3/30に行ってみた。

びっくりしたのは建物の写真を撮っている人の多さ。

意外だな。

そんな名建築だったっけ?

店内をくまなく見てきた。

たしかにいいね

懐かしい感じがする。

最近はカフェと同居する蔦屋書店式が流行っているけど、なんと30年以上前からカフェ併設してたんだ。ドトールだけど。

半地下にして中2階を押し込んでメゾネットに。

スケール感がとてもいい

最近はなんでも天井の高い空間が多いけど、こういうのも隠れ家感があって、昭和な素敵さ満載だね。照り焼きチキンのバナーも素敵。

本を持ち込まないところがいい

蔦屋の、買っていない本を見ながらコーヒー飲んでしまうあれ、どうしても受け付けない昭和には。

上から下まで全部の階を見てきたけど、当時としては珍しいであろう、専用書店としてビル1件を建ててしまったこと、その器を丁寧に考えた、昭和の明るい未来志向が感じられた。

結局、孫に2冊の絵本を買ってしまいました。

"Farewell" はなんかそういった、いろいろな別れが浮かんだ曲。

曲はDmだけで成立するのか?を試してみた1曲。

レトロなアナログシンセのオンパレード。

別れのコードDm

 

ではまた / Rint Tak