ご存じですか、このギター Fender Cyclone 2001年製
ギター博士の解説では
フェンダー・サイクロン(Fender Cyclone) -【エレキギター博士】
『サイクロンは、フェンダーUSAの日本人エンジニア後藤誠輝氏が1990年に考案した「ムスタング・カスタム」のコンセプトをベースとし、1997年に発表されメキシコで生産されました。』
ムスタングのボディサイズにギブソンスケール(24 3/4インチ)のネック。トレモロユニットはストラトのシンクロナイズド式、よってボディもストラトの厚みがあり、バックコンターもある。
あと、スチューデント・モデルの仲間なので、ソリッド・カラーの個体が多いようですが、こいつは渋めの3Tサンバーストだったり、あれやこれや…
結構な変わり者でしょう…
日本人の意地!見せてやってくれ!!
初期型はメキシコ生産でしたが、このモデルは、2000年から2001年のわずかな間のFender USA製で、日本限定出荷されていたものだそうです。確かにネックプレートが語ってますね。
気が付いた人いますか~?
右肩の大きな古傷!
そうなんです、かなり手荒に扱われていたようで、ボディーに大傷、と言うより、割れた後、素人仕事で雑なボンド補修がなされていて、大変痛々しいやつなんです。
トップにも、何ですかねぇ、ドリルで弾いたのかどうか?変な傷があったり、もしかするとボディをもってネックを叩きつけたパターンでしょうか…
こういった心身ともに傷ついたギターの、社会復帰支援、嫌いではないんですよ。
これからは、うちでゆっくり過ごしておくれ。
他にも結構傷んだテレキャスターも大事にリハビリさせてます。その話はまた今度。
このCycloneでやったこと
など、手厚く支援しております。
で、今回、もうひと仕事したろーかっ!!と思い立ったわけです。
何をするか?
お楽しみに!
ではまた / Rin Tak