そのまんま "Tube Man"

本日はそのまんま"Tube Man" 2020年9月制作

DTMのみでスタジオやライブでの演奏はほとんどなく、自宅に大きなアンプはいらないんですよね。でも、真空管の音は欲しいわけで、真空管の入ったプリアンプが必要なんです。

で、Hughes&Kettner TUBEMAN2を購入した時、タメシビキで録ってみたのが"Tube Man"。生産終了品なのでメルカリでお安く。状態の良い個体を提供していただいた方、ありがとうございます。

f:id:Rintak:20210119204547j:plain

これの前は、ALBIT A3GP MARK II を使っていたのですが、低音に寄った感じがあって、少し不満。世の中にお高いプリアンプ、ヘッドアンプはいくらでもあるのだけれど、そこはなんちゃってギタリストなので、なるべくお安く真空管したかったのです。

TUBEMAN2 はクリーン、クランチ、ハイゲインの3チャンネルあるのですが、もっぱら使うのはクリーン(緑のLED)だけ。残りの2チャンネルは僕には歪みすぎで、使い方が解らないのです。

ちなみに、なるべくゲインを抑えたくて、買って早々に真空管を、オリジナルのECC83(12AX7)から、邪道にも、より歪まないECC82(12AU7)に交換しています。でも、クリーンチャンネルはあまり変わらない気がします。TUBEMANはフルチューブじゃないのでね。

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by Rint Tak (@rtnext57)

まあ、アマチュアにはモチベーションの問題なので、いい音だと思い込んでいます。(実はあまりにすぐ交換したのでオリジナルの音を覚えていない、とも言えます。改造癖による弊害)

しかーし!この曲"Tube Man"ですが、その気にいらないハイゲインチャンネルで弾いています!なんという天邪鬼!!

実は、こういうしつこい歪みで、何を弾いたらいいのか分からず、なぜかメジャーのコードが出てきてしまうのですよ…
せめてCrazy Trainとか出てきてほしかったよ…かっこいい重低音は、かつてのヘビメタ少年には、もはや浮かばなくて…
ランディ・ローズの話もいずれしたいねー!

TUBEMAN2に戻って。
バッキングのハイゲインリフ、いい音でしょう。よくこもるとか言われるけど、そのへんはDAWイコライザーでちょちょいといじればOKさ。硬いこと言わないで。

f:id:Rintak:20210119212204j:plain

ギターですがこれは初登場のFender American Vintage '57 / 1998年製です。これもメイプルネックの良さを再認識した個体なんですが、話が長くなるのでまた今度にしますね。

ちゃんとした真空管アンプでがっつり鳴らしてみたいものですが、お座敷DTMギタリストにとっては家庭の事情が許さず。TUBEMAN2はグッジョブな相棒なわけです。

ではまた / Rin Tak