Fender MIJ Hybrid II ストラトのあれやこれや レビュー(その2)

#211

さて、 Fender MIJ Hybrid II を衝動買いしてしまって、2週間ほど。

わかってきた好きなところ、嫌いなところの続きです。

ネック

モダンCという、まあ普通のシェイプ。ただ、アメビンよりも1フレット周辺が幅広い感じがする。逆にアメスタ系よりは少し狭い気もする、中間的。

サイドは丁寧にヤスリがされていて、気持ちいいね。

フレットはナロー・トールで好きなタイプ。きりっとしている。

ネック裏はサラサラのウレタンのサテン塗装。滑りやすく何の問題もない。

不思議なのはローズ指板なのに、スカンクストライプがあるところ?

トラスロッドの入れ方がフェンジャパ時代から変わった、とどこかで読んだ。その影響かね?

ブリッジ

2ポイント、ナイフエッジのアメスタ仕様。

サドルのネジ類はみんなインチである、不思議?

サドルのベンドが甘いところからしMEXっぽい感じ満載。

あと、サドルのメッキがニッケルではなく、クロムっぽいギラギラ感あり。

ピッチ調整はバシッと効くので良しとしましょう。

ナット (No!!!)

これはいかん!

普及価格帯なので樹脂製は許すとして、引っかかる。

ヤスリ掛けなしとしても、角がプラスチックそのまま感がひどい。

怪我しそう。

これが最近のMIJの標準なんですかね?

ネックサイドの丁寧な仕上げに比べて、こここうなんだ?っていう興ざめ感。
Q.C.どうなってんの?縦割り仕事なの?ダイナ?

ナットが一番違和感あったわ。

ペグ

マグナムロック搭載でこれは大変よろしい。

かつ、クルーソンタイプなので、軽くて機能的。

ただ、慣れないので違和感。

 

ストリングリテイナー

細かいところだけど、羽根型ベタ付け

なんか違和感。

50年代のヴィンテージはそうなのかもしれないが、1,2弦が下がって上がっているところが違和感。

生鳴りで1,2弦が妙に聴こえるのも、これによるテンション強めの影響なの?

いずれなにか嚙ます気がする。

どうしていつもここが気になるのか?

過去にこんなこともしていました、わたし。

rintak.hatenablog.com

 

はい、まだ続きます。

RintTak

Fender MIJ Hybrid II ストラトのあれやこれや レビュー(その1)

#210

なぜか買ってしまった Fender MIJ Hybrid II の使用感を記録しておこうかと思い。

専門家ではないので、あくまで自分の好み合うか合わないか、という自己中心派的な感想なので。

突っ込まないようにお願いします。

ピックアップ

まず前回、嫌い宣言をしたを決める最重要部品ですが、

直流抵抗値は

 リア:6.2kΩ

 センター:6.3kΩ

 フロント:5.8kΩ

とやはり巻き数多め、ハイパワー気味。

ビンテージテイストではなく、ギンギンな感じが苦手。

あと、面取りのないポールピーズが長めに露出していて、無骨。まあしょうがない、コロナ下での調達策、国内開発だからね。

背面もプラスチックの日本製あるある感満載。

「Hybrid II Custom Voiced Single Coilピックアップ」と言うらしいが…


音の改善ができるかやってみたのは、ピックアックの高さを下げる作戦。

全体、弦から約3ミリ強の位置まで下げてみた。

高音が多少まろやかになって、相対的にミッドが聞こえるようになった(気がする)

まあ、しばらくこれで様子見て、いつか交換する気がする…

重量 ( Good Point! )

これはどちらかと言えば個体差なんだけど、3.3kgと軽量なストラトでよい。

だから買ったとも言える。

 

生鳴り ( Very Good Point! )

かなり鳴る!

ボディの表面が良く鳴るタイプ。

それも明るく鳴るね~

倍音が吸収されない感じ、ボディの軽さのせいかもね。

所有しているアメビンのどれよりも鳴る、見事。

 

と、書き始めて気が付いた、きりがないこれ…

レビューっていうやつね、これ。

ということで今後数回続くことになります。

お付き合いください。

 

RintTak

Fender MIJ Hybrid II ST. US Blondeと眼が合ってしまった件 "HYBRID2" レビュー

#209

"HYBRID2" 2024年3月31日制作

年度末にやってしまいました。

去年あんなに誓ったのに、もうギターは買いません…って。

全くこんなものを買う気はなかったのよ。ほんと。

Fender MIJ Hybrid II ST. US Blonde 2021年製

気の迷い。

Made in JAPANにほぼ興味ないんだけど、たまたまネットでみかけて眼が合っちゃったのよ。

10万円以下でまあ巷の中古ギター高騰に比べれば安い。

現行モデルだし、一週したことだし、完全ヴィンテージレプリカではないし、出逢いだからね、といろいろ言い訳を付けて。

がかわってる。

基本的にBlondでシースルー・ホワイトなんだけど、実際は薄ピング。

サクラを待つ気持ちにやられちまいました。

作りはいわゆる国産、かっちりしていて、弾きやすい。詰まりもない。

は若すぎる…

ピックアップはあまり好きでないタイプ、ドンシャリっていうか、シャリのみ。ミッドがない。ジャリジャリ~ンって。

とまあ、なんで買ったの?って感じね。

でも、材質、仕様とお値段を比べて、これからの日本製 Fender のスタンダードとして良いギターだと思うよ。

 

"HYBRID2"

はまんま、タメシビキ曲。

こういうモダンタイプはどう音を作っていいのかわからん。

ほぼ、買ったばかりの UAFX Deram '65 のタメシビキでもあるけど。

rintak.hatenablog.com

いつ我慢できなくてピックアップ交換に走るか?

お楽しみに。

RIntak

春のお彼岸に卒業 "Graduate"

今週のお題「卒業したいもの」

#208

"Graduate" 2024年3月20日 春分の日 制作

夕方5時半を過ぎても明るい。

ずいぶん日が長くなったと思ったら春分だった。

お墓参りに行かないとね。

"Graduate"

前回書いた、UAFX Dream '65 で初めて録ってみた曲。

rintak.hatenablog.com

実際いい音なんだけど、最近は結局 DAW でゴリゴリにエフェクト掛けちゃうから、わかんないね。実はLine録りのプリアンプなんてどうでもいいのかも知れない?

最終段には AIOzone11 様が待ち構えているので、オリジナル音の個性はどこに行ってしまうんだろうね。

フェイク動画とかと同じか?

 

【備忘録】

ギターはこれらで、バッキングはVanzant TLV-3 テレ(リア)、リードは Fender Ame-Vin '62 ストラト(フロント)

両方ともOW、あえておんなじ色のやつにした。

 

(訂正)

DAWでエフェクト掛けてしまうのに、ちゃんとギター使い分けている自分。

そりゃあそうだった。

テレの音はテレにしか、ストラトの音はストラトにしか出せない。

だから楽しいんじゃないか!

AI なんぞに負けてたまるか!(昭和世代の発想)

 

あと半年で30数年務めた会社を卒業する。

まあ定年退職なんだけど、雇用延長はしない決意をした。

なんと、ありがたくも社長に引き留められたけど…

そろそろ卒業したい、ってのが本音で。

 

ではまた、Rint Tak

Dream 65 Reverb AMP 驚きの衝動買い #UAFX

#207(タイトルはAI様による作)

実はひそかにこんなものを衝動買いしていた。

UAFX Dream 65 Reverb AMP

Youtubeのレビューを見ていて、ええんちゃう!と珍しく新品購入。

安くはないエフェクターなのに、自分らしくない?

 65年製 Fender Delux Reverbモデリング・プリアンプってことらしい。

Universal Audio DAWプラグイン、それもお高いやつをたくさん出しているメーカーなので、えんちゃう!と直感もあり。

「ライン録りでアンプの音感を出せる」ってのは、わかる、それ欲しい、ってヤツ。

そして、リバーブトレモロが内蔵されている、まさにフェンダーアンプ。

で、つたない試奏で早速録ってみた。

UAFX Dream 65

Tow note Le Clean

下はいつも使っているプリアンプ Tow note Le Clean 

ただ、両方とも単体の音でなく、いつものエフェクターセッティングの中での置き換えなので、正確な比較にはなってないね。

そもそも、キャビシムもかましちゃってるから。

あと、ちょっとハンデなのはDream 65の方はバーブ掛けちゃってる。

ここまでで欲しくなった人はこちらで お安いです。

サウンドハウス UAFX Dream 65 AMP ¥49500

サウンドハウス  UAFX Dream 65 AMP ¥49500

【セッティング備忘録】

 

さらにスマホ使っていろいろできるできるらしいんだけど、面倒でそこまでやらなんだよね。

詳しく知りたい人はこちらの動画、結構丁寧です。


まだ実際のDTMには使ってないんだけど、いいですよ、これ。

トレモロも良い感じ、リバーブも自然で。

ぜひぜひ、お試しください。

Rint Tak

長野の原風景に Ozone11 "Resuscitation"

#206

"Resuscitation"

2023年3月19日制作 2024年3月11日Re-Mix

出張で長野に日帰ってきた。

穏やかに晴れているのに小雪が舞うという、なんとも繊細な気候。

サクラの枝に雪が載って、まるで満開のように見えた。

春が加速するにはもうちょっと。

空気がうまい。千曲川を眺めながら何かが洗われる気がした。

"Resuscitation"

お手軽 AI マスタリング Ozone11 を導入してから、古い曲をリマスターしている。

前後の驚くべき変化に、驚く。

確かに下処理は気を遣ってやり直してますよ。

コンプでつぶしたりリバーブで伸ばしたり。

でも最後にOzone11を掛けると、まあ、3倍くらいいい音になるよ。

こういう世界に詳しくはないけど、一般的なアレンジなら人手間と区別つかないのではないですかね。

素人には劇薬です。

rintak.hatenablog.com

今日は代休でお家なので、もう1個やってみるか。

Rint Tak

Ozone11 導入 "Hazardous"

#205

"Hazardous"  2021年9月18日制作 2024年3月3日 Re-mix

年始から能登で大地震津波があったり不安な日々が続く。

21世紀ってこうだったんだ…

日経平均は4万円を超えるも、明日は何が起こるか分からないよ。

そういえば書き忘れていた。

Ozone11 を導入したのであった。

なんかのセールだったのと、MIのポイントがたまっていたのでお安く手に入った。

実は前回の"Salvage Ship"からOzone11でマスタリング開始。

今回の"Hazardous"もそうなんだけど、いやなんかすごいね、AI って。

大して調整していないのにお任せで音がいいじゃん。

どういうことかよく分からんけど、こりゃあ楽ちんだわ。

おっと、写真がアップできない、

「10MBを超えています?」

アップできるようにする方法、どなたか教えてください…

Rint Tak